《20》キッチンバル・伸

【十条カレーの王国2018】　◆◆食レポ◆◆

マップ番号20 （十条）

和洋折衷 創作料理

キッチンバル・伸(しん)　＜ゾウエリア＞

参加カレー「伸のスープカレー」810円

十条銀座商店街内『日高屋』さんから環七通り方面にまっすぐ約4分程歩けば、店先に電飾が光る可愛らしいお店が見えてきます。

店内はテーブル席がメインで、カウンター席も少々。

各テーブルごとにスポットでライティングされており、落ち着いた明るさの店内は雰囲気のよさと、肩肘張らずにリラックスして食事できる居心地の良さが混在しております。

突然ですが、私の出身地はスープカレー発祥の地と呼ばれている『札幌』。

幼少期から数々の有名店のおいしいスープカレーに囲まれて暮らしてきました。そんな中以前から一度行きたいと思っていた『キッチンバル・伸』さんがイベントでスープカレーを出すとの情報。

これは食べないわけにはいきません。

まずは、仕事終わりの乾いた喉をハイボールで潤しながら人気No.1のチーズ卵焼きをいただきます。

クリームソースがかかったふわふわな卵焼きを割ると、中からは溢れんばかりのとろっとしたチーズが！

優しい味のソース・半熟の卵焼き・塩味のきいたチーズのハーモニーは人気No.1も納得の味でした。

卵焼きをペロッと食べ終えしばらく待っていると、ようやくメインのスープカレーが登場…ん？ちょっと待て…茶碗蒸しが付いている。

しかも皿に盛られたご飯がいかにもここにカレーを入れてくださいと言わんばかりに寄っている。スープカレーといえば皿に均等に平たく、もしくは山状に盛られたご飯を一口分ずつスプーンですくい、スープにつけて食べるというのが一般的ですがこれは一体どういうことでしょう。

壁の張り紙を見ると「茶碗蒸しはスープにつけても良し！ご飯の上にのせてカレーをかけても良し！全部混ぜてカレーリゾットにしても良し！」と書いてあります。なるほど新しい。

まずは一番気になる茶碗蒸しを何もつけずに一口。…うまい！

出汁がきいたしっかりめの茶碗蒸し。具無しですが、口当たりがよくこれだけで全然イケます。

次にその茶碗蒸しをスープにつけて一口。…んおぉぉおお？こんなの食べたことない！

一昔前にカップヌードルの残り汁に卵を入れてレンジでチンする『カップヌードル茶碗蒸し』なるものが流行りましたが、あれをカレーヌードルの残り汁で作ればこんな感じなんでしょうか（いやきっと違う）。

これに関しては百聞は一見にしかず。是非直接確かめに行ってみてください！

スープ自体の辛さはそこまで強くないですが、野菜や鶏のうまみがしっかりと出ており、スパイスの効果で食べ終わる頃には体の中心がジワリと熱くなっているのが分かります。

具はオーソドックスなほろほろの鶏肉(手羽元)と人参、素揚げされた茄子・ピーマンに加え、食感がおもしろい牛のアキレス腱！

茶碗蒸しがつくことでボリュームもたっぷりで、これで810円というのですからもう大満足以外の何物でもないです。

今回勇気が出ずにできなかったですが、次回機会があれば最初からご飯にスープをかけて茶碗蒸しも混ぜいれた『リゾット風』にも是非チャレンジしてみたいです！

茶碗蒸しとスープカレーのコラボという普段なかなかお目に掛かれない味。是非この機会にお試しされてはいかがでしょうか。

住所: 〒114-0034 上十条3-22-7

TEL: 03-5948-8067

営業時間: 12:00～15:00 17:00～23:00

定休日: 火曜日(※不定休)

バッジ特典:半熟ゆで卵トッピングサービス

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