《14》ひ

【十条 カレーの王国2018】 ◆◆食レポ◆◆

マップ番号14

(十条)<ゾウエリア>

キッチン&バー ひ 


参加カレー

 「おつまみカレー」 500円(ハーフサイズ400円))


十条カレーイベントの震源地であり聖地である、Kitchen and Bar ひ。

十条駅からトレセン通り(いちょう通り)を上十条三丁目バス停近くまで歩き、焼き鳥屋さんを右折するか、仲通り商店街の雨ニモマケズさんの角を左に入り、馬酔木さんの先でもう一度左折。場所としてはそれなりにわかりにくい(それがある種の魔窟感を醸し出している)が、LEDのツリーと淡く照らされた「ひ」の文字が目印。


中に入るとL字型のカウンターにスツールの席が8つ。

カウンターの向こう側にはスコッチやバーボンが並び、それだけに収まらず、カウンターの上にも色とりどりの瓶が並ぶ。


参加カレーは、過去に優勝経験(2016年)もある「おつまみカレー」。

直径10cmほどのココット皿にご飯とカレーが盛りつけられ、パセリとチーズがトッピングされている。口に入れるとトマトの酸味とやや強めの辛さがアタックをかけてくる。それを野菜の甘み、肉の旨味、スパイスの風味が追いかけてくる。酸味と辛みは爽やかな後味となって口の中に残る。

もはや繊維とゼリーというところまで柔らかく煮込まれた鶏の手羽がアクセント。トッピングのチーズとパセリで少しマイルドな味に変わる。

ウィスキーや焼酎といった硬めのお酒とは特によく合う。

小さめの器ではあるが、ぎっしり詰まったご飯となみなみつがれたカレーで

ボリュームはそれなりにある。

お酒のつまみで食べてよし、締めとして食べても良し。


食事メインならホワイトボードにあるその日のおかずと合わせて食べてもよし。店主である「ひぃママ」に頼めば、ご飯に代えてクラッカーを添えてくれる。また、一気にたくさん食べたい人は、二倍盛り、三倍盛りを頼んでみよう。三倍盛りだと丼一杯の大盛りカレーライスになる(料金はそのまま2杯分あるいは3杯分)。小盛り(ハーフサイズ)も頼める(400円)


店の外観はいわゆるカラオケスナック風で少し敷居が高いが、いったん扉を開けると、気さくで話し上手なひぃママが温かく迎えてくれる。

常連さんも多いが、みな優しい人たちで、一見でも初めてでも気後れすることはない。早い時間には食事をメインとする人たちが多く、午後10時あたりを過ぎると、帰宅するサラリーマンや仕事終わりの近所の飲食店の店主達が、憩いとアルコールを求めてやってくる。

ちょっと立ち寄ってお腹を満たして帰るもよし、長居をしてママや他のお客さんたちディープな話で盛り上がるもよし。

アルコールは1杯500円前後からとリーズナブルで、深酒をしても財布にやさしい。

 

缶バッジ特典は柿の種。4種類の味を用意しているとのことで、選ぶ楽しみがある。一杯飲んで締めにカレーを、と考えている人には、よい酒のアテになるだろう。


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十条 カレーの王国2018

第5回目となる十条のカレーイベント。今年のイベント名は「十条 カレーの王国2018」。十条、東十条、赤羽、北赤羽、上中里、板橋などから、約100店のカレーメニューが参戦!春のカレーは十条で!!